2021年9月29日 更新

一番当たる天気予報はどれ?信頼できる天気予報サイトはどこがおすすめなの?

天気予報は、気象事業者が提供し各々に予報の違いがあるため一番当たる天気予報が知りたくなります。国内の今日・明日の天気では、国内の気象事業者の的中率が高いのですが3日先以上ではヨーロッパ中期予報センターのほうが的中率が高くなります。アメリカで一番当たる天気予報は、The Weather Channelです。

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一番当たる天気予報が知りたい!

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天気予報は、スマホのアプリ・インターネットのサイト・テレビ・ラジオで簡単に閲覧できますが、ほとんどのメディアが自社で天気予報を作成しているわけではなく、気象庁や気象庁から認可された予報業務許可事業者、海外気象事業者から提供され発表しています。

天気予報は、提供元の違いで予報が違う場合があり振り回されてしまうことで、一番当たる天気予報が知りたいと思った人は多いと思います。

天気予報の提供元とは?

天気予報は、アプリ・サイト・テレビ・ラジオ・新聞とさまざまなメディアで閲覧できますが、ほとんどのメディアが自社で天気予報を作成しているわけではなく、天気予報を作成している事業者から提供されて発表しています。天気予報を作成している事業者は、1993年に気象業務法が改正し自由化され気象庁以外でも可能になりました。

天気予報は、気象庁の予報業務許可を得た事業者が提供しているケースが多いです。

天気予報の提供元の種類

国内での天気予報の提供元の種類は、大きく分類すると3種類あります。

・気象観測し気象情報を収集して分析し提供する気象庁
・気象庁の情報と独自の情報を分析して天気予報を発表する気象庁から認可された予報業務許可事業者
・国内に拠点がないため気象庁から認可されていない海外気象事業者

国内の天気予報は、3種類のうちのいずれかの情報を提供され発表しています。

天気予報の提供元

サイト名 提供元
Yahoo!天気 ウェザーマップ
Google天気予報 ウェザーニューズ
goo天気 日本気象協会
msn天気 Foreca
@nifty天気予報 ウェザーニューズ
BIGLOBE天気予報 ウェザーニューズ
マピオン天気予報 ウェザーニューズ
NHK天気予報 気象庁+ウェザーニューズ
日テレお天気WEB 日本気象協会
読売新聞オンライン 気象庁
朝日新聞デジタル ウェザーニューズ
バイオウェザーサービス 気象庁
お天気ナビゲーター 日本気象株式会社
日本国内での天気予報の提供元は、気象庁と予報業務許可事業者3社が多数提供しています。予報業務許可事業者で多数提供している3社は、世界最大の民間気象会社ウェザーニューズ、1993年以前からメディアで気象情報の提供や解説していた日本気象協会、TBSでは気象予報士で活躍している森田正光氏が創立したウェザーマップです。

気象庁が認可している予報業務許可事業者は、2021年5月31日時点で84者です。

当たる天気予報を理解するために必要な知識とは?

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そもそも天気予報には、予報の期間別の種類があり短期予報・中期予報・長期予報の3つで区別されています。短期予報である当日や明日の情報は、日本周辺だけの気象状況から予測できますが、中期・長期の天気予報では世界の気象状況が日本も影響をうけるため地球全体で予測する必要があります。

天気予報は、地上の状態だけで判断するわけではなく地上天気図と高層天気図を組み合わせて予想しています。

天気予報の期間

予報の種類 期間
短期予報 予報する時点の3時間先から48時間先
中期予報 予報をする時点の48時間超えから7日先
長期予報 予報をする時点の8日先以降
天気予報の期間は、短期・中期・長期の3種類に分類されています。短期予報は、予報する3時間先から48時間先まで、中期予報は48時間超えから7日先まで、長期予報は8日先以上です。今日・明日の短期予報は、日本周辺の気象状況から予測できますが、中期予報ではヨーロッパや赤道付近の気象状況が日本に影響します。

短期予報と中期予報の違い

国内の中期予報は、日本だけの気象予測だけではなく世界中の気象予測が必要です。今日・明日の短期予報では、日本や日本付近の気象状況だけで判断できますが、中期・長期予報ではヨーロッパや赤道付近の気象状況が数日後には日本に影響するため、地球全体の気象予測が必要です。

地球全体で気象予測するモデルを全球モデルと言い、日本だけではなく北極や南極、アフリカや南米の気象予測もします。

天気予報の地上と高層

高層天気図の種類 上空の高さ 特徴
200hpa 約12,000m ジェット気流の解析・航空機の運航利用
数か月単位の長期予報で利用
300hpa 約9,000m ジェット気流の解析・航空機の運航利用
冬の寒気や梅雨前線と関係あり
500hpa 約5500m 平均的な空気の流れが見える高層天気図の代表
台風の移動や降雪に関係あり
700hpa 約3000m 雨雲の高さ・雨の降る地域の判断に利用
登山で利用
850hpa 約1500m 地上の影響がなくなる高さ
大雨や雪が降る判断に利用
天気予報は、地上だけではなく高層の気象状況と組み合わせて判断し予報するため、複数の高度の天気図と地上天気図を組み合わせて予測します。高層天気図は、850hpa・700hpa・500hpa・300hpa・200hpaの気圧が代表的で、地上天気図と組み合わせることで、立体的に状況が把握できます。

500hpaは、上空約5500mの高さで平均的な空気の流れがわかり、台風の移動や降雪に関係する高さです。

一番当たる天気予報とはどの会社の予報?

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日本国内では、気象庁とウェザーニューズのみ独自に的中率を発表し、5時発表今日の予報での降水の有無の的中率はほぼ同じです。中長期の天気予報では、気象庁と比べヨーロッパ中期予報センターやイギリス気象庁の的中率が高くなります。アメリカでは、天気予報の精度を評価する事業者があり都市ごとに評価がわかります。

世界で最も正確な気象事業者は、The Weather Companyです。

国内(今日・明日)の一番当たる天気予報

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