桑田真澄とは?
同期である清原和博とのKKコンビの活躍は目ざましく、甲子園5回出場のうちの2回は全国制覇に導きました。桑田真澄が甲子園で打ち出した大記録は、長きにわたって語り継がれる伝説のエピソードです。
桑田真澄のプロフィール
氏名(ふりがな) | 桑田真澄(くわたますみ) |
生年月日 | 1968年4月1日 |
出身地 | 大阪府八尾市 |
身長/体重 | 174cm/80kg |
血液型 | AB型 |
ポジション/背番号 | 投手/18 |
投打 | 右投げ右打ち |
所属チーム | 読売ジャイアンツ(1986~2006) |
ピッツバーグ・パイレーツ(2007) | |
引退後の経歴 | 読売ジャイアンツ投手コーチ(2021~) |
成績・タイトル | 最優秀防御率(1987,2002) |
最多奪三振(1994) | |
最高勝率(1998) | |
沢村栄治賞(1987) | |
最優秀選手(1994) | |
ベストナイン(1987) | |
ゴールデングラブ賞(1987,1988,1991,1993,1994,1997,1998,2002) | |
最優秀投手(1987) |
日本で21年間プレーを続けたあと、活動拠点をメジャーに移した桑田真澄。日本人選手最年長記録である39歳でのメジャーデビューは、多くのファンを感動させました。
桑田真澄の座右の銘
万里一空
現役時代は怪我やスキャンダル事件と困難なことが多かった桑田真澄。大きな壁を前にしても第一線で活躍し続けられた裏には、座右の銘を胸に、腐ることなく、目標に向かって努力をし続けていたことが伺えます。
桑田真澄の名言53選
桑田真澄が残した名言は、仕事や人生で悩みを抱えている人の背中を力強く押してくれます。
努力の名言
がむしゃらな努力は無駄だ。
プロ野球選手となったあとも、無茶な努力はしなかった。怪我をしたら意味がないからだ。無茶な練習の代わりに、23年間、毎日毎日「50回のシャドウピッチング」を必ず続けた。時間にしてみれば1日10分とか15分。
原因があって、結果がある。サボったら、サボっただけの結果しか出ない。野球に携わるすべての人が、スポーツマンシップを意識したい
遠回りしてやることも、素晴らしいこと
練習したからといって、すぐに結果が出るものではない。毎日コツコツ努力していると、人間はある日突然、成長する。
一心不乱に根性だけで練習に没頭したことは一度もなかった。やるべきことを精査し、効率性を重視しながら、練習を積み重ねていた。
努力は、量ではなく質である。短時間で効率的、合理的に積み重ねてこそ成果がある。そして、「表の努力」と「裏の努力」を両立できてこそ、努力は報われる。
どんな選手もいいときばかりではない。打たれても気持ちを切り替え、悪いときを短くし、いい時を長くするのが、プロの世界で生きていくには大事。
長い人生の中、常に成長しつづけることができるわけではないが、基本的なことを諦めずにやり続けていると、ある日、努力が報われて急にできるようになりたかったことができるようになる時期が来る。その収穫期のような時期のため、日々マイペースでいいので諦めずに努力を続けていく必要がある。
努力は、嘘をつかない。
桑田真澄の努力の名言からは、効率性を重視した努力を毎日コツコツ続けることが大切だと学べます。
やる気が出る名言
試練が人を磨く。
今まで経験したことのないことを、毎日経験できる。これは最大の楽しみです。
僕が球界で初めてウエイトトレーニングを取り入れた時、周りはなんて言いました?なんて馬鹿なことをしているんだ。でも、今はどうです。正しいことなんて誰にもわからない。これまでの常識とは違う力の出し方だってある。
出るくいは打たれると言われるけれど、ぼくの場合、地面にめり込んでもなお打たれます。
格好悪くていい。“格好悪い”とは人の評価だからである。僕は自分が充実した人生を送るために生きているわけで、周囲の人から見て格好いいことをするために生きているわけではない。
人生にマイナスはないですね。マイナスはプラスにするための準備期間だと思います。
プラスの中にはマイナスがあるし、マイナスの中にはプラスがある。
とにかく、がむしゃらにやれ!
仕事や勉強、恋愛とうまくいかないことも多いですが、桑田真澄の名言からするとマイナスはプラスにするための準備期間です。うまくいかないときでも諦めない心、モチベーションを上げることの大切さを説いています。
失敗や挫折を乗り越える名言
イチローも4割・5割の打率は記録できず、6割以上失敗する。人生も同じだ。失敗しても構わない。大事なのは、失敗してもそこから起き上がることだ。
「これであきらめるなら、お前の思いはその程度なんだよ」と、神様に試されているような気がする。
いま振り返れば怪我をしてよかったなと思える。今後僕が指導者としても若い世代と向き合っていくとき、彼らの苦しみや痛みを理解し、アドバイスを送ることができるからだ。怪我をしたときはとてもショックだったが今ははっきりと言える。怪我は僕にとって、かけがえの財産であり勲章だ。
生きる目的は自分を磨くことだと僕は思う。だから試練や困難は、僕に与えられた砥石なんだ。
一球投げるのが復活じゃない。元いた位置に戻ることが僕の復活ですから。
自分は怪我や病気なんてしない、僕はそう思っていた。でも、スポーツをしていれば、そんなことは決してない。怪我とはうまく付き合っていくべきだし、怪我から多くのことを学び取ることができる。
桑田真澄のかっこいい名言からは、成功の裏には成功以上の失敗があり、地道な努力で失敗を乗り越えることが大切だと学べます。