2021年12月14日 更新

フロントダブルバイセップスのやり方とは?大胸筋や腹筋の筋肉を見せるポージング方法を解説

フロントダブルバイセップスは上腕二頭筋の張りやキレをアピールするボディビル大会の規定ポーズです。フロントダブルバイセップスのやり方は下半身で重心を決めた後に肘を曲げて力こぶを出すのがポイントです。筋肉を綺麗に見せるポージングは広背筋を使い上半身の逆三角形を強調する方法があります。

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フロントダブルバイセップスとは?

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フロントダブルバイセップスは身体の力を抜いたリラックスポーズの状態から両腕を顔の横で曲げ、力こぶを強調するポーズのことで、ボディビル大会で披露される規定ポーズの1つです。

バイセップスとは上腕二頭筋のことで、フロントダブルバイセップスを直訳すると前方から見た両腕の上腕二頭筋を意味します。ポージングで最も大切なことは、盛り上がった力こぶを顔の大きさと比較させることで上腕二頭筋の発達具合をアピールする点にあります。

ボディビル大会の規定ポーズの順番

演目の順番 ポージング名
1番 フロントダブルバイセップス
2番 フロントラットスプレッド
3番 サイドチェスト
4番 バックダブルバイセップス
5番 バックラットスプレッド
6番 サイドトライセップス
7番 アブドミナルアンドサイ
フロントダブルバイセップスはボディビル大会7種目の中で最初に披露するポージングで、両腕の上腕二頭筋を始め、腹筋群や大腿四頭筋に及ぶまで筋肉美が求められます。ファーストインプレッションで筋肉のキレや筋肉量のアピールに成功すると、後の演目で注目を浴びられるため、その後の印象を決める大切なポーズです。

ポーズを披露する順番が1番目なため、いかに緊張をほぐし、平常心で臨めるかが鍵になります。

フロントダブルバイセップスでアピールする部位

フロントダブルバイセップスでアピールする部位は上腕部・前腕部・腹部・脚部の4つです。

※アピールする筋肉
上腕部:上腕二頭筋
前腕部:前腕筋
腹部:腹直筋・腹横筋・腹斜筋
脚部:大腿四頭筋・下腿三頭筋

最も注目を浴びる筋肉は上腕二頭筋ですが、ポーズ全体を綺麗に見せるためには前腕部・腹部・脚部のキレや筋肉量が必要不可欠です。上腕二頭筋以外の筋肉量が足りない場合、全身がふらつき、不格好なポージングになります。

フロントダブルバイセップスで重要な筋肉

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フロントダブルバイセップスで重要な筋肉は上腕二頭筋・腹筋群・前腕筋・大腿四頭筋の4つです。上腕筋と前腕筋は、力こぶを大きく見せるため、腹筋群は上半身を支えるため、大腿四頭筋は下半身を支えるために必要な筋肉です。

フロントダブルバイセップスの特徴は身体の軸を中心に腕や脚が左右対称になることで、左右の筋肉量を均等にすることが綺麗なポーズにつながります。

上腕二頭筋

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上腕二頭筋は腕を曲げたときに大きな力こぶを作り出すために欠かせなく、ポーズの名前に入っていることからも最も注目される筋肉です。肘の位置と肩の位置が同じ高さになるポジションが最も力こぶを大きく見せることができるため、両腕の位置を床と平行な状態で維持する役割を持つ上腕二頭筋の発達が重要になります。

腹筋群

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腹筋群の働きは体幹を司り、ポージングのときに上半身が揺れるのを防ぐことです。上半身が固定できない場合、両腕が肩より下がった位置になったり、肘が肩より高い位置になったりして不格好なポーズになります。

腹直筋を鍛えておけば、腹部のシックスパックをアピールすると同時に、肩からウエストにかけて綺麗な逆三角形をアピールすることが可能です。

前腕筋

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前腕筋の役割は手首や指先といった細部の動きを司ることで、ポージングの細かい部分を表現するために必要な筋肉です。フロントダブルバイセップスの場合、手首を掌屈してポーズを取るため、前腕筋を鍛えることで深いセパレーションをアピールすることができます。

大腿四頭筋

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大腿四頭筋の役割は上半身の力みを吸収し全身を安定させることで、ポージングのときには不可欠な筋肉です。フロントダブルバイセップスのやり方は、最初に下半身の位置を決めるため、この時点で大腿四頭筋に力が入らないとポーズ全体にふらつきが出ます。

また、大腿四頭筋の長所である筋肉の伸縮性を活かせば、下半身の筋肉に綺麗な凹凸を作ることも可能です。

フロントダブルバイセップスポーズのやり方

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