エギングで大事なスナップへのラインの結び方とは?
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エギングスナップは、エギとリーダーを連結するアイテムで、使用すればエギの交換をスムーズに行うことができます。エギングスナップを結ぶ方法には、結束強度の高いダブルクリンチノット・漁師結びや結び方が簡単なユニノット・パロマーノット、早く結べるハングマンズノットの5種類があります。それぞれ結束強度やエギの動きに与える影響が異なるため、自分の釣り方に合った結び方を選びましょう。
エギングに適したスナップの結び方の5種類
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種類 | 結束強度 | 特徴 |
---|---|---|
ユニノット | 80% | ・手順が少なく結び方が簡単 |
・日本で最もポピュラーな結び方 | ||
・時合い中などスピーディーにスナップを交換したいときに選択 | ||
ダブルクリンチノット | 98% | ・結束強度が非常に高い |
・結びやすく結束強度が落ちにくい | ||
・1kg以上の大型のイカを狙うときに選択 | ||
パロマーノット | 89% | ・リーダーの太さを選ばない |
・世界中で普及している結び方 | ||
・太いリーダーを使用して大型のイカを狙うときに選択 | ||
漁師結び | 98% | ・結束強度が落ちにくい |
・結ぶ手順がシンプルで強度が落ちにくい | ||
・結束強度を落としたくない1kg以上の大型のイカを狙うときに選択 | ||
ハングマンズノット | 90% | ・コツを掴めばスピーディーに結べる |
・スナップを固定しやすくエギの動きを妨げない | ||
・エギの動きを十分に発揮させたいときに選択 |
エギングに適した結び方は、大きく5種類あり、結束強度や使い方に差がありますので、特徴やコツを押さえて、自分に合った結び方を見つけることが重要となります。中でもユニノットは一番人気のスナップの結び方になりますので、エギング初心者でも知っておくと便利です。
エギング用のスナップの結び方①ユニノット
ユニノットは、最もポピュラーな結び方の1つです。結束強度が80%と強力で、1kg以上の大型サイズのイカが掛かっても安心してファイトすることができます。汎用性が高く、簡単かつスピーディーに結べるため、初心者から上級者まで幅広く使用されている結び方です。
ユニノットの結び方
ユニノットの結び方
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①スナップにラインを通して、折り返す
②端糸で輪っかを作り、スナップを持っている指で輪っかを保持する
③輪っかの中に端糸を通しながら、本線に端糸を3~5回巻き付ける
④ラインを軽く湿らせてから本線を引っ張り、ゆっくり締め込む
⑤端糸を切ったら完成
②端糸で輪っかを作り、スナップを持っている指で輪っかを保持する
③輪っかの中に端糸を通しながら、本線に端糸を3~5回巻き付ける
④ラインを軽く湿らせてから本線を引っ張り、ゆっくり締め込む
⑤端糸を切ったら完成
ユニノットのコツ
ユニノットのコツは、②の工程で輪っかを押さえることです。輪っかを固定することで、③の工程でラインが巻き付けやすくなります。
エギング用のスナップの結び方②ダブルクリンチノット
ダブルクリンチノットは、ユニノットと同様、幅広く普及している結び方で、98%と最強の結束強度を誇ります。結束強度が結び方に左右されにくいため、初心者でも安定した結束強度でスナップを結ぶことができます。
ダブルクリンチノットの結び方
ダブルクリンチノットの結び方
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①スナップにラインを通す
②もう1回スナップにラインを通す
③②の工程でできた輪っかを指で押さえて保持しておく
④端糸を本線に3~4回巻き付ける
⑤根元に出来た輪っかと③の工程でできた2つの輪っかに同時に端糸を通す
⑥軽くラインを湿らせてから、軽く締める
⑦端糸を口で軽く引っ張りながら本線を引っ張って締め込む
⑧端糸を切って完成
②もう1回スナップにラインを通す
③②の工程でできた輪っかを指で押さえて保持しておく
④端糸を本線に3~4回巻き付ける
⑤根元に出来た輪っかと③の工程でできた2つの輪っかに同時に端糸を通す
⑥軽くラインを湿らせてから、軽く締める
⑦端糸を口で軽く引っ張りながら本線を引っ張って締め込む
⑧端糸を切って完成
ダブルクリンチノットのコツ
ダブルクリンチノットのコツは、②の工程でできた輪っかを押さえておくことです。押さえる力が弱いと輪っかが小さくなり、⑤の工程で端糸が通しにくくなります。