2021年10月8日 更新

降水量3mmはどのくらい?雨量が自転車や釣り・キャンプなどに与える影響とは?

降水量3mmは、気象庁では本格的な雨の量に分類され傘が必須になり、自転車やバイクでの通勤や通学に影響がでます。陸上競技やゴルフは決行されますが、野球はグラウンドの状態が悪ければ中止です。アウトドアは、危険度が増し中止したほうが賢明ですし、イベントでは降水量3mmが中止の目安になることが多いです。

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降水量3mmとは?

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降水量3mmとは、地表に降った水分が流出せずに溜まった水の深さが3mmのことで、目安は本格的な雨と弱い雨の境目になり、単位はミリメートルを略してミリで使われることが多いです。降水量は、雨・雪・あられ・ひょうの体積の量ですが、降雨量は雨、降雪量は雪だけの量のことです。

降水確率は降水量とは関係なく、1mm以上の雨が降れば降水確率として認められます。降水確率が高いからといって雨の量が多いとは限りません。

降水量3mmの定義

1時間の降水量 天気予報用語 人の受けるイメージ
1mm未満 小雨 シトシト降り
1~2mm未満 弱い雨 雨だな
3mm~5mm未満
5mm~15mm未満 かなり本格的な雨
10mm~20mm未満 やや強い雨 ザーザー降り
20mm~30mm未満 強い雨 どしゃ降り
降水量3mmの定義は、地表に降った水分が流出せずに溜まった水の深さが3mmのことです。天気予報の1時間で3mmの降水量と言われた場合は、1時間で雨の水深が3mmになります。降水量3mmの目安は、普通に雨が降っている状態のことで3mm未満では弱い雨や小雨に分類されます。

降水量は、10分間・1時間・1日と観測時刻までの一定の時間に降った雨の量を表し、単位は省略してミリにすることが多いです。

降水量と降雨量の違い

降水量 雨・雪・あられ・ひょう
降雨量
降雪量
降水量と降雨量の違いは、降水量は雨以外の雪・あられ・ひょうも含まれた体積に対し、降雨量は雨のみの量のことです。降雪量は、雪のみの量のことで雪の降水量を計測する場合は、ヒーターを使用して溶かしてから水分を計測します。

降雨量は、雨量とも言われ正式な気象用語ではなく豪雨の予報で雨を強調するための表現方法です。

降水量と降水確率

降水確率は、ある場所の一定時間で1mm以上の雨が降る確率のことで、降水量と降水確率はまったく関係ありません。降水確率は過去のデータ統計に基づいていて、例えば過去に気象条件が近い状況が100回あり、そのうち1mm以上の雨が80回降っていたら降水確率は80%になります。

降水確率が100%でも大雨が降るわけではなく、降水量が1mmの場合もあり、降水量の予測は気象庁の降水短時間予報で確認できます。

降水量3mmと日常生活への影響

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降水量3mmは本格的な雨で、誰でも普通に雨が降っていると実感できる量ですので、日常生活に影響がでます。​歩行者は、靴や服が汚れないように水溜まりや自動車の水しぶきに注意しながら歩く必要があり、雨の降る音で自動車の音がかき消されるため、車両が近づいていないか確認することも必要です。

傘の使用は降水量1mm以上が目安で、3mmでは傘をささないと数分後にはびしょ濡れになる量ですので、傘は必須です。

歩く人

降水量3mmは、本格的な雨ですので歩く人に対し体が濡れたり服が汚れたりして影響がでやすく、水溜まりができることで注意して歩かないと靴が汚れてしまいます。車道の近くを歩く場合は自動車が水溜まりを通り水しぶきがかかる可能性があり、なるべく車道側を避けて歩きましょう。

降水量3mmでは、雨が降る音で自動車や自転車の音がかき消されることもあるため、自動車や自転車が近づいていないか確認して水しぶきがかからないように注意しましょう。

傘の使用

降水量3mmでは、傘をささずに数分立っていればびしょ濡れになるほどの本格的な雨ですので、傘の使用は必須です。どれくらいの降水量から傘を使用する必要があるかといえば、降水量1mm未満では傘をささずに我慢できる程度ですが、降水量1mm以上では傘が必要になります。

強い風が吹いている場合は、傘の使用に注意して歩行者同士や自転車と衝突しないために視界を確保しながらすすみ、なるべくなら傘よりもレインコートを着用します。

降水量3mmと乗り物への影響

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降水量3mmの乗り物に対する影響は、自転車やバイクは運転を控えなるべく違う交通手段を検討し、運転しなくてはいけない場合は、自転車はレインコートを着用し視界の悪さやスリップに注意して運転しましょう。雨は一定に降るわけではないため、気象庁の降水短時間予報他を参考にして安全な行動をとります。

自動車は、晴天時よりも注意しながら運転すると安全性は十分ですし、飛行機は雨の影響はあまり受けません。

自転車

降水量3mmでは、自転車の運転はなるべく控えバスや電車など違う交通手段を検討しましょう。自転車の傘さし運転は視界がさえぎられ片手で運転することは危険ですし、道路交通法違反で5万円以下の罰則になります。さらに、傘を固定して手を使わずにさせる傘スタンドを使用すると違反になる都道府県が多いです。

自転車以外の交通手段がない場合は、レインコートやポンチョを着用して視界の悪さやブレーキの利きに注意して運転しましょう。

バイク

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