2021年10月13日 更新

降水量1mmはどのくらい?雨量が運動会・自転車・キャンプなどに与える影響とは?

降水量1mmは、はっきりと雨が降っていることがわかる雨量で傘を使用する目安になります。降水量1mmでは自転車やバイクの長時間の運転は雨具が必須で、運動会や球技はグラウンドコンディション次第で決行し、陸上競技やゴルフはあまり問題なくプレーできます。アウトドアは、気象庁の降水短時間予報他で詳細に確認して判断すれば安全です。

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降水量1mmとは?

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降水量1mmとは、地表に降った水分が流出せずに溜まった水の量の深さが1mmのことで、目安は小雨と本格的な雨の中間ではっきりと雨が降っているとわかる雨量です。降水量は、雨・雪・あられ・ひょうの体積のことですが、降雨量は雨のみの量のことです。

降水確率は、降水量とは関係なく一定の時間内に雨や雪が1mm以上降る確率のことで、降水確率が高ければ降水量が多くなるとは限りません。

降水量1mmの定義

1時間の降水量 天気予報用語 人の受けるイメージ
1mm未満 小雨 シトシト降り
1mm~2mm未満 弱い雨 雨だな
3mm~5mm未満
降水量1mmの定義は、地表に降った水分が流出せずに溜まった水の量の深さが1mmのことです。降水量は、10分間・1時間・1日と観測時刻までの一定の時間に降った雨の量を表します。単位はミリメートルですが気象庁では略してミリで発表されることが多く、小数点を切り捨てて発表され1mmは1mm~1.9mmのことです。

降水量1mmの目安は、はっきり雨とわかる雨量で地面も濡れアスファルトの色も変化してきます。

降水量と降雨量の違い

降水量 雨・雪・あられ・ひょう
降雨量
降雪量 雪・あられ・ひょう
降水量と降雨量の違いは、降水量が雨・雪・あられ・ひょうの水分全般の体積に対して、降雨量は雨のみの降る量です。降雨量は、雨量とも言いますが正式な気象用語ではなく、豪雨の予報で雨の量を強調する場合に天気予報で用いられます。

降雪量は、雪をヒーターで溶かした水分で計測しますが、天気予報であまり発表されることがなく雪が自然に積もった積雪量を発表することが一般的です。

降水量と降水確率

降水確率は、一定の時間内に降水量1mm以上の水分が降る確率のことで降水量とは関係ありません。降水確率は過去のデータから算出され、例えば過去に気象条件が同じ状況が100回あり、そのうち1mm以上の雨や雪が90回降っていたら降水確率90%となるため、降水確率は降水量の多さを示してはいません。

気象庁では降水短時間予報が発表され、6時間先までは10分ごとに、7時間から15時間までは1時間ごとの予報を知ることができます。

降水量1mmと日常生活への影響

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降水量1mmは、どれくらいの雨量かといえばはっきりと雨が降っていることがわかる量で、日常生活に影響がではじめる雨量です。歩く場合は、短時間なら多少体や服が濡れる程度であまり影響はありませんが、長時間歩く場合はそこそこ濡れます。

傘は、降水量1mm未満なら使用しない人も多いですが、降水量1mmになると半数以上の人が使用しはじめ、降水量が2mm近くなるとほとんどの人が傘を使用します。

歩く人

降水量1mmは、雨が降っているとはっきりわかる雨量で、短時間歩く程度ならあまり影響がありませんが、長時間歩くと体や服がそこそこ濡れてしまう影響があります。降水量1mmでも、雨が降り続いている場合は水はけの悪い道路で水溜まりができたり、マンホールが滑りやすくなったりして注意が必要です。

雨の影響で、歩く人も自転車や自動車を運転している人も視界が悪化するため、周辺を確認しながら歩きましょう。

傘の使用

降水量1mmでは、短時間なら傘を使用しなくてもギリギリ我慢できますが、雨にまったく濡れたくなかったり長距離を歩いたりする場合は傘を使用します。降水量1mm未満では、傘を使用しなくても我慢できますが1mmになると傘を使用する人が増え、1.9mmになるとほとんどの人が傘を使用している状態です。

天気予報で降水量1mmの予報ならば、2mm近くまでの雨量が降ることも考えて傘の用意をしたほうが賢明です。

降水量1mmと乗り物への影響

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降水量1mmでの自転車やバイクの運転は、短時間ならば多少体や服が濡れるのを我慢すると雨具なしでも運転可能ですが、長時間運転するならばレインコートやレインウェアの着用をおすすめします。自動車は、雨やワイパーによる視界が悪くなることに注意すると、あまり影響を受けず運転できます。

飛行機は、雨の影響はあまり受けず豪雨での視界不良や強風でなければ運行可能です。

自転車

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降水量1mmでは、短時間なら雨具なしで自転車の運転が可能ですが、10分以上も運転するとかなり体や服が濡れるため、レインコートやポンチョを使用しましょう。自転車を運転しながら傘を使用することは、片手運転で視界も悪く危険になり道路交通法違反で5万円以下の罰則になります。

傘スタンドは、自転車に傘を固定して両手が使えますが都道府県で使用禁止にしているところも多く、レインコートやポンチョのほうが安全です。
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